すごく仲良し、人間的には大好きだった異性の友だちから、付き合ってほしいと告白された
その途端に
気持ち悪い…
と思ってしまう。
人間的にはいい人で好きだったはずなのに、どうしてそんな感情が生まれてしまうのか?
自分に好意を寄せてくれる人を気持ち悪いと思ってしまう「蛙化現象」は、自己肯定感を傷つけ、自己嫌悪に陥る辛い症状です。
今回は、友達から告白されたときに気持ち悪いと思ってしまう理由について考えてみましょう。
目次
友達だと思ってたのに告白された 裏切られた気分
異性であっても、仲のいい友達だと思っていたのに。
男女の友情はあると思っていたのに。
告白された途端に、そんな自分の気持を裏切られたように感じてしまう。
その理由は、告白してきた彼が「今の心地良い関係」を壊そうとしているように思ってしまうからではないでしょうか?
今のままが凄くいい関係なのに、どうして余計なことするの!?
こんな気持が、正直なところだと思います。
友達関係が心地いいのは「生ぬるいから」
どうして、異性の友達関係は心地いいものだったのか?
それは、友達関係が「生ぬるい」ものだったからです。
激しい喜びや、深い悲しみ
恋愛に付きものな感情の激しい動き、自分が振り回されるような感覚がなく、生ぬるい関係で楽しいことだけしていられる。
そんな関係に心地よさを感じていたのではないでしょうか?
あなたと、生ぬるい友達関係より先の、もっと深い関係になりたかったから、その気持を告白してきたのです。
他人と深い関係になることへの恐怖
あなたが告白してきた彼を「気持ち悪い」と感じてしまうのは、他人と深い関係になることへの恐怖、拒絶反応です。
深い関係になることには、それなりのリスクが伴います。
もちろん、相手を好きになる、好きになってもらうことで計り知れない喜びも得られます。
逆に、その相手と上手くいかなくなる、別れててしまう事で深い悲しみに沈む可能性もあります。
いやその前に、他人と深く関わることが面倒くさい、恥ずかしいと思ってしまっているのでは?
こういう理由により、
・他人と深く関わりたくない。
・自分の深い部分に入ってきて欲しくない。
・生ぬるい関係を保っていたい。
現状が変わることへの恐怖心から、自分の深い部分に入り込もうとする彼を「気持ち悪い」と拒絶してしまうんですね。
同性の友人でも気持ち悪くなる
自分の深い部分に立ち入ろうとする相手を気持ち悪いと思ってしまうということは、その相手は異性でも同性でも関係ありません。
こうして「生ぬるい」以上の関係に入り込もうとしてくる人に対して「気持ち悪い」と思ってしまう事があります。
相手は本当にいい人だし、仲良くしようとしてくれるのは嬉しいんだけど、必要以上に入り込んで来て欲しくない。
つまり、相手が誰であっても深く関わりたくないと思ってしまう事が、蛙化現象の根本にあるわけですね。
克服するには他人と深く関わる勇気を持とう
告白してきた友達を気持ち悪いと思ってしまう、蛙化現象の原因について見てきました。
原因がわかれば、次は克服の方法です。
とはいっても答えは単純で
「他人と深く関わる勇気を持つ」
ということ。
そのためには、まずは「相手の気持ちを受け入れる」事が必要です。
そしてその次に、「自分の気持を打ち明けること」
相手を受け入れた上で、自分も受け入れてもらう
他人と深い関係になるためには、面倒くさいこと、恥ずかしいことも乗り越えなければいけません。
・面倒くさい
・恥ずかしい
・怖い
こうしたネガティブな感情に負けてしまうと、先にあるのは孤独と自己嫌悪の沼です。
自分を変えたくない、現状のままでいたいという甘えを断ち切ってこそ、人とわかり合える、自分を受け入れてもらえる喜びを得られるのだと思います♪
この記事へのコメントはありません。