・好きな人に好きなられると嫌になってしまう
自分が好きだったからアプローチしたのに、いざその相手がこちらを好きになってきたら、
・気持ちが冷めてしまう
・相手を嫌いになってしまう
・逃げたくなってしまう
こういった現象を「蛙化現象」と呼んでいます。
蛙化現象は、主に若い女性に多い傾向ですが、男性に起こることもあるのでしょうか?
結論から言うと、男性にも蛙化現象はあります。
ただし、その現れ方は女性の場合とは少し違っていて、
いわゆる
「釣った魚にエサをやらない男」
という事になります。
今回は、男性版の蛙化現象について考えてみます。
目次
蛙化現象は自信のなさ 男女は関係ない
蛙化現象の原因は、自分に対する自信のなさ
日本人は、諸外国に比べても自分に自信を持てない人が多いと言われています。
これは男女共通なので、自信のなさを原因とする蛙化現象も、男女ともに現れるはずです。
自信がないから相手を受け入れられない
なぜ、自分に自信がないと蛙化現象になってしまうのか?
それは、自信のない人は他人を受け入れることが出来ないから
片思いのうちは、自分で勝手に妄想を膨らませて好きになっているだけ。
でも、両思いになったら、相手が自分に気持ちを向けてきたら、その気持を受け止めて受け入れなくてはいけません。
自分に自信のない人には、これが出来ない
・自分の内面に踏み込まれるのが怖い
・急に現実的な困難がいくつも思い浮かぶ
こうした不安に苛まれて、相手のことが嫌になってしまうのです。
男性の自信のなさは攻撃性に現れる
自分に自信がなくて蛙化現象が起こるのは男女共通でも、その現れ方には違いがあります。
一般的に、自信のない女性は
・自分が身を引く
・自分が我慢すればいいと思っている
という傾向にあります。
これに対し、男性の自信のなさは
・他人に対する攻撃性
として現れることが多いのです。
「許せるというのは、強さの証だ。弱い人は許すことができない。」
自分が弱いから、他人の過ちを許せない。
他人を攻撃することで、自分の弱さを隠そうとしている。
「イカサマ師は、他人の過ちを大げさに攻撃することで自分の悪事を覆い隠してしまう。」
自分が弱いからこそ、他人を攻撃し支配しようとする
そうすることで、自分の弱さから目をそらそうとしているのです。
男性が「自信がないゆえの攻撃性」を女性に対して発現するのが、男性版の蛙化現象と言えると思います。
釣った魚にエサをやらない男
いわゆる「釣った魚にエサをやらない男」の心理は、まさに男性版の蛙化現象です。
男の方からがんがんアプローチして付き合ったのに、彼女に対して興味を失い、他の女性ばかり追いかける男。
彼女を大事にせず、自分の快楽ばかり優先する男。
釣った魚にエサをやらないと言われる男は、好きだった女性が自分に好意を向けてきた途端に、蛙化現象が発症してしまったのです。
片思いのうちは、おそらく彼も本心から彼女の事が好きだったのでしょう。
受け止められない弱い自分から目をそらすために、彼女を粗末に扱い、支配している気分に浸ることで逃げているのです。
もちろん、男性であっても女性と同じように「逃げる」という選択をしてしまう人もいます。
しかし、男性の場合はさらにタチが悪く、彼女を暴力的に支配することで自分の感情を誤魔化そうとする場合があります。
彼は、あなたを支配の対象とすることで自分の気持ちを誤魔化しているのです。
支配の対象から説教などされても聞く耳を持たないし、逆上するかも知れません。
そうそうに彼から離れることが必要ですね。
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