・浮気グセが酷い
・DV、モラハラ
・仕事が続かない
・すぐお金を貸してと言ってくる
こんなどうしようもないダメンズばかりを好きになってしまう女性たちが少なくありません。
倉田真由美さんの漫画『だめんず・うぉ~か~』が大ヒットし、ダメンズ好きな女をダメンズウォーカーと呼ぶそうです。
これは、蛙化現象を抱えている女性にも多い傾向です。
なぜ、他人から見たらどう見てもクズなダメ男にハマってしまうのか?
実のところ、彼女たち自身も、彼氏がダメ男であることは十分わかっています。
その上で、ダメンズから離れられないのは、
「彼は私がいないとダメなの」という気持ちがあるから。
彼女たちは口を揃えて、この事を「母性本能」と言います。
しかし、その母性本能は錯覚です。
今回はこの「母性の錯覚」についてのお話です。
目次
ダメンズ好きの女は「母性の錯覚」にハマっている
ダメンズ好きな女性の共通点として
「自分に自信がない・自己肯定感が低い」
という特徴があります。
自分に自信が持てない人は、どうにかして自分を肯定できるようにあがきます。
そこで行き着く先がダメンズなのです。
ダメンズは、彼女たちの母性本能をこれでもかと刺激してくれます。
彼女たちは、ダメンズの役に立つことで自己肯定感を感じ、それを母性本能だと思っています。
母性本能は「弱者の役に立つことで自己肯定感を得ること」でしょうか?
小さな子供は、どう考えても大人の手助けを必要としています。
だから、小さな子供の役に立つことは、まともな大人なら誰でも出来ます。
だから子どもは可愛いのです。
自分の母性本能を、自己肯定感を満たしてくれるから。
子どもの無力さを、自分の自己肯定感のために利用してしまうのが「母性の錯覚」です。
母性本能は子どもの「成長を願う」こと
本来の母性本能は、子どもに向けられるべきものです。
そして、子どもは日々成長していくもの。
だから、母性本能とは対象の「成長を願うもの」でなくてはいけません。
小さい頃は無力で母親に依存していた子どもたちも、やがて成長していき、母親の助けを必要としなくなってきます。
この時を迎えて、母親の母性本能が「錯覚」であったのか「本物」であったのか初めてわかるのです。
本物の母性本能を持つ母親は、反抗期の子どもも、結婚していく子どもも温かく見守ることが出来るはずです。
ダメンズウォーカーはダメ男の成長を願わない?
一方、ダメンズ好きの女性はどうでしょうか?
ダメンズウォーカーは、ダメ男を自分の自己肯定感のために利用しています。
つまり、ダメ男に「成長しないでほしい・ダメ男のままでいてほしい」と無意識に思っているのです。
きっとダメンズウォーカーたちは、自分が「置いて行かれた」ような感覚を持ってしまい、彼から離れていくでしょう。
ダメンズが成長しなければ地獄、成長しても地獄なのです。
こういう女性は結婚して子どもが生まれたとしても、同じく母性の錯覚によって過干渉な母親になりがちです。
母性の錯覚を自覚し、成長する意志を持つ
ダメンズ好きな女性が言う母性本能は、「母性の錯覚」であるというお話をしてきました。
では、ダメンズ好きを克服するにはどうすればいいのか?
まずは、自分の感覚が錯覚であることを自覚しましょう。
子どもは成長して、自分のもとを離れていきます。
それを願うのが母性本能です。
ダメンズ好きは、相手の成長を望んでいません。
それは何故なら「自分が成長したくないから」「努力したくないから」です。
ダメンズ好きは、自分が成長のための努力などしたくないと思っているから、ダメンズに安心してしまうのです。
そして、優しくていい人には拒否感を感じてしまう。
蛙化現象の発病です。
人間は、成長を辞めた瞬間に老い始めます。
逆に、志があれば何歳でも成長できます。
少しづつ新しいことに挑戦してみよう。
仕事も恐れずにやろう
新たな趣味をはじめてみよう
新しい友だちを作ってみよう。
メイクやファッションを頑張ってみよう
どんな事でも、少しづつでも自分の成長を目指していけば、「成長しないダメンズ」には自然に興味が失せていくでしょう。
そして、お互いに成長し合えるような素敵な男性に出会えるはずです。
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