人間的に好きな男性から、性的な目で見られることに嫌悪感を感じる
同性愛者というわけではなく、好きになる恋愛対象はちゃんと男性。
でも、男性から自分を「性欲の対象」として見られることが、どうしようもなく気持ち悪い。
そういう目で自分をみていることがわかった瞬間、一気に拒否してしまう。
こんな気持ちはどうして湧いてくるんでしょうか?
好きになった男性と素敵な恋愛もしてみたいのに…
蛙化現象の一種とも言えるこの心理状態について、詳しく解説します。
目次
男と女の本能の違い
男性から「女」として見られることが気持ち悪い
普通に一人の人間として接したいのに、どうして男は「女として」「性欲の対象として」見てくるのか?
これを考えるには、まず男と女の身体の機能の違い、そこからくる本能の違いを理解する必要があります。
ごく単純に考えてみても、男は精子を放出する側であり、女は卵子でその精子を受け入れる側です。
女は月に1個の卵子を作るだけですが、男は1日に1億個ほどの精子を作っているのです。
これだけ身体の機能に違いがあると、男女に本能の違いがあるのも理解できると思います。
・男は沢山の女に次から次へと手を出そうとする
もちろん、人間は高度な社会性を持った生き物ですから、本能に従うだけでなく理性で欲求をコントロールしながら生きています。
しかし、それでも恋愛格言で言われるように
・男のストライクゾーンは女の8割以上
と言われるように、男女の性愛に対する根本的な考え方の違いが生まれてくるのです。
男に性欲を向けられるのは女の宿命?
生物学的に考えても、男は女を手に入れようとする側であり、女はそれを受け入れるかどうか選ぶ側であると言えます。
つまり、女である以上男から求められるのは「宿命」と言わざるを得ず、男がスケベじゃなくなったら人類絶滅ですから、ある程度は納得する必要があります。
一方、そのアプローチを受ける女性の側は、男の2割しか受け入れられないので、大抵は不快な思いをします。
これは数千年以上つづく男女の営みであり、そう考えれば「自分だけじゃない」と思えて、少しは楽にならないでしょうか?
「女」でなく人格として向き合ってほしい願望
男性から「女」として見られることが気持ち悪いと思ってしまう心理には、
「女」ではなく「一人の人」として接してほしいという願望があります。
友達として、同僚として、仲間として尊敬と親密さを感じていた男性から、「付き合ってほしい」と告白されたり、恋愛的な好意を匂わされたりすることは、多くの女性が経験しています。
そのとき、
「ああ、、この人にとって私は性欲の対象であっただけで、一人の人として親しみを持っていたわけじゃないんだ、、」
と感じて、ひどくガッカリしてしまうのです。
性欲の対象としての「女」として好かれていただけであって、自分という「人格」が好かれていた訳ではないのかと感じてしまうのが、この嫌悪感の原因。
気持ちはわかりますが、実はこれってちょっと「世間知らず」な発想かも知れません。
性別だって立派なパーソナリティだ
記事の最初で「男女の身体の機能の違いからくる本能の違い」について触れたのは、それが男と女が持って生まれた個性だからです。
例えば「日本人」という個性。「黄色人種」という個性。「○○高校卒業」という個性。
それと同じように「男」という個性。「女」という個性。「LGBT」という個性。
これも、その人個人を表す上で欠かせない、立派なパーソナリティです。
男性と女性の間に性欲が生まれるのはごく自然な事で、それを否定してしまうことは個性の否定に繋がります。
セクハラや性犯罪を犯すような輩は論外ですが、健全な男性の性欲は女性にとっても尊重すべきものであるため、まずは理解して受け入れることも必要です。
あなたは男性を人格として尊重できてるの?
自分を「女」じゃなく、一人の人として見てほしい!
男の性欲が気持ち悪い!
女性に多いこの悩みですが、実はこの2つは矛盾をはらんでいる事に気づくでしょうか?
自分は男性から性欲を向けられたくない、性欲の対象ではなく「人格として」尊重してほしいのなら、当然ながら自分も相手の「人格」を尊重しなければいけません。
そして、性欲は男性に行動力や勇気を与え、それが女性にとっても利益をもたらすことは多くあるのです。
自分は人格を尊重してほしいが、男の性欲は人格として認めない
これって凄く自分勝手な考えじゃないでしょうか?
「男」としての個性、「女」としての個性も認め合わなければ、人間同士の関係も表面上の薄っぺらいものになってしまいます。
性欲も含めた人間なのだと言うことを理解し、自分の女性性も、相手の男性性も尊重して認め合える関係になれれば、それこそ素敵な男女関係といえますよね。
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